【感想】カイジ『勝つべくして勝つ!』働き方の話:勝者のみが知るこの世のルールとは?

  • 11月 25, 2019
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久しぶりに面白い本を読んだので内容を忘れない内にまとめておこうと思います。

カイジ『勝つべくして勝つ!』働き方の話:木暮太一著

カイジは、漫画や藤原竜也さんが主演の映画が有名ですよね。

漫画『カイジ』とは
自堕落的な日々を過ごす主人公、伊藤開司が多額の借金を抱えたことをきっかけに「帝愛グループ」をはじめとする黒幕との戦いに挑んでいく大人気作品。

この本は、カイジの世界からこの世を戦い抜き、生きていくヒントを紹介しています。
私自身、カイジは読んだことがなかったのですが、なぜ漫画が人気なのか、少し理解することができました。
カイジが、誘惑に打ち勝っていく姿って普段の私たちを見ているようなんですよね。ブログを書くのも、資格の勉強をするのも「仕事して疲れているから明日でいいや」と思ったら負け。
この本を読んで、「今のままじゃヤバい!」と思うことがたくさんありました。これからの毎日や生活に生かしたいと思った文章を感想を交えてまとめます。

カイジ『勝つべくして勝つ!』働き方の話で印象に残った内容

「明日にしよう」というたびに、人生を無駄にしている

「いつかやろう」「明日やろう」「やらなきゃな、でもいいや」
この言葉、普段から思っていて、後々後悔した経験一度はありますよね。

「明日やろうは、バカ野郎」というように「明日にしよう」という人はそのまま一生やらない可能性も高い。なぜなら、明日はどんどん先に逃げていくから。日付が変わると「明日」、またその次の日が「明日」になって永遠にこないのです。

P23

そう言っていつまでも自分に言い訳して、逃げていたら何事も成し遂げられないですよね。

結局のところ、行動するのは今日しかないのです。
目の前の”今日だけ”を頑張れる人は、永遠に頑張れる人です。

-p25

明日死ぬと思えば、今日がリアルになる

明日死ぬと思えば、やりたかったことは今日全てやってしまおうという気になるのではないでしょうか。
そして、その日を”本気”で生きようとするはずです。
終わりを意識すると、とたんに1日が大切に思えるのです。

p33

この言葉、どこかで聞いたことあると思ったのですが、スティーブ・ジョブスが有名なスピーチの中で同じことを述べていたのです。

もし今日が自分の人生最後の日だとしたら、今日やる予定のことを私は本当にやりたいだろうか?

経済学は「希少性」から出発した学問と言われています。
「時間」「お金」「資源」すべてのものは有限なので、できるだけ有効に使わないといけない。ではどうすれば、これらの資源を最大限有効に使えるのか。
これを分析するために、経済学はあります。

優秀な人は、人生が、時間が有限であることをきちんと認識し、毎日を無駄にしないように目的を持って生きているのだと実感。
生きていることだけで精一杯となり、「明日も同じような日だろうな」と思っていてはいけないですね。

勝っている人だけが知っている、この世のルールがある

私たちは、「資本主義」というルールの中で生きています。
そして資本主義の中では、そのルールに基づいて「評価」がなされます。
ビジネスや人生の中で勝つには、この資本主義のルールを知ることが大切です。

例えば普段の生活の中でこんなことを考えたことはありますか?

・その商品の値段はどう決まっているのか
・自分の給料がどう決まっているのか
・何が評価されて、何に対してお金が支払われているのか

私は、一つも考えたことがありませんでした(笑)
なぜならその金額が当たり前だと思って生活していたから。

世の中は、その人が出した成果、その商品のメリットを評価します。
しかし、それ以前に、過去からの積み上げを評価しているのです。

p80

例えば、150円のペットボトルがあるとします。
このペットボトルが150円となる理由は、お茶を育てる人からペットボトルに詰める人、商品を並べる人と労働力が積み上がって150円というお茶の価値を作り上げているのです。

商品の値段をあげるために必要なのは、その商品を構成する各要素の価値を増やすこと。

p90

この150円のお茶の値段をあげるには、普通のお茶ではなく「静岡産の有機栽培でこだわり、丹精込めて作り上げました」という価値をつけなくてはいけません。

相場を作るのは「労力」、そしてその基準から値段を上下させるのが「メリット」なのです。

p92

給料、人材の評価も”積み上げ”で決まっている

マルクスの「資本論」の中では、「労働力の値段」にもこの原則が当てはまるのだそうです。
外資系は異なり、日本企業の多くはお給料を成果によって決めていませんよね。
どんなにいい成績を残しても、給料がドカンと上がることはありません。年次や年齢によって決まっているのがほとんどです。

これは、商品の値段が商品の価値で決まっているのと同様に、給料が「労働力の価値」で決まっているからだそうです。

「労働力という私たちが働ける状態になるために、どのくらいのものが必要か」で決まっているのです。
つまり、あなたが元気で仕事をするために、必要なものを給料で支払いましょうという考え方なのです。
明日働くためには、食費が必要です。それを給料で支払いましょう。
明日働くためには、住宅や服も必要です。それも給料で支払いましょう。
一般的に、年齢が高い方が扶養の家族が増え、養育費が増えます。
そうして年功序列・右肩上がりの賃金制度ができ上がったのです。

p96

重要なのは、この「明日働くために必要なもの」の中に知識・経験習得費が含まれているということ。

働く上で必要な知識や技術がカウントされています。
お医者さんや弁護士さんになるためには、莫大な勉強時間や費用がかかります。
だから、年収が高いのは当然と思うのです。
高い給料がもらえないと嘆くのは、知識と知恵を得て自らの価値を積み上げてこなかった結果なのです。

お金&働き方&生き方は、三位一体

働くのは、なんのためでしょうか。最も直接的に考えるならば、「お金を稼ぐため」です。お金を稼がなければいけないので、働くのです。つまり「お金(収入)」はセットです。〜中略〜どんな仕事をするか、どのくらい働くかによって収入が決まるのです。働き方だけ切り離して考えても全く意味がありません。そして同時に、「生き方」だけも切り離せません。

P242

働き方を考えずして、生き方を考えることはできません。
もっと直接的に言うと、「こういう生き方をしたい」と思うのであれば、まずその生き方に沿った仕事を選び、働き方を選ばなければいけないということなのです。

毎日通勤電車で会社へ行き、1日仕事をして、疲れて帰宅しての繰り返し。
あっと間の1日が繰り返されて1ヶ月になり、一年となり、気づいたら定年。
会社勤めだと、日々の生活や目の前のことでいっぱいで「本来自分はどう生きたいのか=どう仕事したいのか」を考える余裕がなくなっていると思います。

私自身、この雇われ生活を少しでも変えたいと思い、ブログを書き始めました。
何か小さいことでも、毎日積み上げていけば一年後には大きな変化となっているかもしれないですよね。

働き方を変えたいと思っている人は、自分がどう生きたいのか、もう一度立ち止まって真剣に考えてみるといいかもしれません。

カイジ「勝つべくして勝つ!」働き方の話を読んでの感想でした。

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